学校での問題行動
「問題行動」として相談されることが
多いのが「多動」「授業妨害」「暴力
行為」です。
具体的には・・・
★授業中に教室から飛び出す。
★授業と関係ないことをする。
★先生の話を聞いていない。
★他児にちょっかいを出す。
★自分の勝手な解釈で、
他児に攻撃的な言動をとってしまう。
などなど
なぜそんな行動をしてしまうのか?
本人にとっては「環境」から「不安」
や「苦痛」を与えられている状態に
なっている。
とても困った状態なので・・・
→ その場から逃げ出す。
→ 無目的な行動をしてやり過ごす。
→ なんとか身を守ろうとする。
大人でも、状況が理解できない場面で、
何もしないで長時間座り続けるのは
「不安」だし「苦痛」に感じることが
あると思いませんか?
授業での「不安」「苦痛」って?
授業で感じている「不安」や「苦痛」
には本人にとっての「困り感」が隠れ
ています。
①授業内容や状況が理解できない。
②どうしても身体がムズムズする。
③周りの音が気になって集中できない。
など
それを「回避」するために・・・
①席を立って先生のそばにいく。
②他児に話しかけてみる。
③教室から飛び出してみる。
④違うことをしてやり過ごす。 など
子どもは、頑張っています!
好きな授業なら「問題行動」がない
ことだってありますよね。
頑張ってはみるけど「これ以上、この
状態を続けるのは苦しい!無理だ~」
となり、その状態から気持ちや身体を
解放するために、いわば本能的に逃亡
しているとも考えられます。
もしかしたら・・・
できないから困っているのかも?!
と考えてあげると解決できることが
多かったです。
困り感の背景にあるのは?
授業内容を理解できない・・・
やりたい!けど自信がない・・・
その伝え方が分からない・・・
できないのは恥ずかしい・・・
今まで出逢った子どもから、色んな
気持ちが隠れていることを教えても
らいました。
★「問題行動」とされる言動の背景
には、目には見えない本人の
「困り感」がある。
★周囲が要求している妥当な行動が
とれない状態がある。
のだと思います。
周囲が「問題行動」と感じる言動を
なくすには、場面に適した行動がと
れるようになることが大切です!
じゃあ、どうしてあげたらいいのか?
ひとり一人、理由が違うからこそ!
その子にあった解決方法を考えて
いくことが必要です。
もし、どこにも相談できない時は、
enで一緒に考えてみませんか?
解決のきっかけづくりになるかも
しれません。
コメントをお書きください